新年あけましておめでとうございます。GATEは現地校に通っている生徒のために、今年も全力でサポートしてまいりますので、よろしくご支援のほどお願い致します。
既に1st Trimesterが終わってお気づきかもしれませんが、アーバイン地区の小中学校及びHSのMathの教科書が一昨年から大きく変わって、Elementary ,Middle schoolは主にCollegeboard が発刊しているSpringboardに、HSではIntegrated Math I/IIのテキストになっています。以前もご紹介したように、教科書というよりも、問題集のような形式の教科書になり、コンセプトや解き方などは先生がプロジェクターなどで教室に映し出し、それを説明する形の授業になっています。結果、先生の教え方がバラバラになっているようで、生徒の理解度が急激に落ちているように感じます。
新しい内容は先生がプロジェクターや板書で説明することが多くなり、理解ができないうちに問題をやらされている状態になっています。 以前の教科書は概念を説明した後に、同じような問題をしつこくやらせる形式でした。そのため内容理解が多少不十分でも同じような問題を解きながら、しっかりと理解することができたのです。しかしながら、新しいSpringboardや新しいIntegrated Mathのテキストでは新しい概念の説明が殆ど無く、いきなり問題に入っています。特に英語力がついていない生徒さんにとっては、何も説明されないまま、問題に取り組んでいることになり、ファイナルテストなど、まとめテストがあると大きなハンデになります。
理解できなかった内容は先生が説明してくれないかぎり、そのままになって行きます。GATEでも学校で習ったはずの内容を説明することが多くなりました。説明を受ければ理解できる内容なので、サポートがないと宿題そのものが進められないお子様が多くおられるのではないか、と懸念しております。
また、日本の学習範囲とアメリカの学習範囲で大きな差ができています。以下、Elementary 6の例ですが、中学の範囲も出てきます。出てくる順番が日本と大きく異なっていますから、わからないことが出るたびに説明が必要です。
現地学年 |
日本学年 |
数学レベル |
現地校で習うが、日本ではまだ学習しない範囲 【日本での学習学年】 |
6 |
小5 小6 |
Math 6 |
Angles theorem (平行線の錯角・同位角など) 【中2】 |
まだ日本語でも習っていないことを英語で学ぶのは大変です。現地校のMathで内容がわかりにくい、習っていないことが含まれているなど、宿題やテスト等で困っておられるお子様はぜひご相談ください。日本語でも英語でもサポートしています。