SAT試験が2016年春から大きく変わります。現行のSATを練習している生徒は2015年内に成果をだしましょう。2016年以降に受験する可能性のある生徒は新しいSATに向けての対策が必要です。
【何が変わるのか】
SAT試験は英語と数学の試験です。現行では以下のようになっています。今回は数学部分の変更点をお伝えします。
【現行のSAT】
Mathセクションは3つ。計算機の使用可。誤答すると正解から減点されます。
セクション |
問題数 |
時間 |
計算機 |
選択式 |
20 |
25分 |
可 |
選択式 |
16 |
20分 |
可 |
選択式+記入式 |
18 |
25分 |
可 |
【新形式のSAT】
新しいSATではMATHセクションは2セクションです。計算機を使っても良いセクションと使用不可のセクションがあります。答えを間違っても、合計点から引かれることはありません。
セクション |
問題数 |
時間 |
計算機 |
計算機可 |
37 |
55分 |
可 |
選択式 |
30 |
|
|
記入式 |
7 |
|
|
計算機不可 |
20 |
25分 |
不可 |
選択式 |
15 |
|
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記入式 |
5 |
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1) 数学の範囲が拡張されました
現行のSATはAlgebra 1とGeometryの範囲内で解答できたのですが、新形式ではAlgebra 2とStatistics の一部が範囲になりました。従って、新形式SATを受けなければならない生徒は少なくともAlgebra 2を履修している最中に受けるか、終了している必要があります。もしくは、新形式で適応される範囲を特別に勉強しなくてはなりません。
以下が新しく範囲になった部分です。
データの標準偏差と範囲 range and standard deviation of data
分散値の分析 interpreting scatter plots
指数関数 exponential growth
条件付き確率 conditional probability
ラジアン(弧度法) radian measure
円の方程式 equations of circles
三角関数 trigonometric functions
三角関数(弧度法) trigonometric functions with radian measure
今後GATEでは新形式SATの情報を随時ウェブサイトに載せていきます。