新学年が始まって2週間経ちました。新しい学校やスケジュールにも慣れてきたことと思いますし、宿題も通常通りに出るようになってきたのではないでしょうか。夏休みの間にスローになっていた勉強のペースもやっと元に戻ったことと思います。
すでにお伝えしているように、アメリカの教育がコモンコアになって大きく変化しています。数学は昨年使われていた教科書から新しい教科書に変わり、コモンコアの特徴でも有る、Explain
whyという設問が多くなってきました。また、先生にもよりますが、宿題や小テスト(クイズ)の回答に対して細かくチェックする場合も出てきています。ある、6年生の数学クラスでは、5段階(0〜4)で回答に対しての評価を示して、それによって点数を決めるようになっていて、教科書で示されているような方法で説明しないと高い点数がもらえないということでした。ぜひ、お子様ともよくコミュニケーションされて、先生がどのような評価をするのかを聞いてみてください。
さて、新学年が始まってまずすることは、成績のチェックです。学校が始まったばかりですが、常に成績を確認する癖をつけておきましょう。ご存知のようにオンラインで成績を見ることができますので、宿題の提出状況やクイズの点数などは常に見ておきましょう。親がチェックするというよりも、子どもたちにチェックさせることが必要です。「成績チェックした?」と聞いてあげてください。そして時々、親御さんもチェックしてください。お子さんにとって、常に監視されているのはつらいものです。かと言って、親が成績に関して全く気にしていない、というのも子供にとっては寂しいものです。調度良いバランスが大切ですが、まずは子供が自分で成績をチェックするように水を向けてください。そして、子供が「大丈夫」「Aだった」「Bに下がった」「宿題出してたのに出てないことになってる」など伝えてくれたことを、ご自身でもオンラインで確認して、一緒に喜んだり、解決策を話しあったりしてください。アメリカの勉強のことはよくわからない、と全て子供に任せておくのでは対策が遅れてしまいます。プレッシャーではなく、サポーターとしてお子様を応援してあげてください。
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